東日本橋で焼肉を食べるときに考えたいのが、肉によっておいしさもカロリーも栄養価にも差があるという事実です。「肉であればさほど変わらないのでは?」と思われがちですがそのようなことはありません。牛肉が一番多く使われていますが、豚肉や鶏肉、焼肉の種類によっては羊の肉が使われることもあります。日本では、主に牛肉となっていますが、その牛肉でさえ国内産、アメリカ産、オーストラリア産など広く出回っています。好みの問題はあると思いますが、やはり人気があるのは国内産の牛肉でしょう。そして、国内産の牛肉といってもそれから○○牛といった具合に品種によって枝分かれしていきます。
認知度が高いのは松阪牛や神戸牛、最近では宮崎牛などもよくお店で見かけるようになりました。地方の生産者は自分で飼育した牛が品評会で入賞することを願っています。牛の品評会で入賞することによって、メディアでも取り上げられることになるので、全国に認知されるからです。さらに、さまざまなスポーツの大会でも優勝者には副賞として贈呈されることもありますが、多くの人が注目している大会などではその牛肉の名前を知ってもらうよい機会といえるでしょう。このように広く認知されることも大事といえます。
東日本橋の焼肉店でよく見かけるのは、米沢牛や近江牛、神戸牛などです。「厳選和牛」「黒毛和牛」と明記されている店もありました。はっきりとした産地を明記していないのは、その時期においしい国産牛を取り扱っているからと受け取れます。いずれにしても安心安全でおいしいというのが国産牛であり、なによりも鮮度のよい状態のものが手に入りやすかったり、直接仕入れができたりする点が最大の強みとなっています。このように国産牛がおいしいことも、東日本橋の焼肉店が数多く存在する理由の一つなのかもしれません。
おいしさについてはお墨付きともいえますが、牛肉にはどのような栄養素が含まれているのか気になります。よく東日本橋の焼肉店で食べられる肩ロースでいえば、100グラムあたりにタンパク質17.8グラム、脂質20.8グラム、ビタミンB124.6ミリグラム、鉄1.6ミリグラム、亜鉛2.8ミリグラムとなっています。この数字は部位によって差が出るため、脂身が少ないヒレではカロリーが約半分ほどになるため脂質は4.4グラムと圧倒的に少なくなっています。ビタミンB12や鉄、亜鉛も肩ロースと比べると少なくなっているようです。カロリーが低い分、栄養価も少ない印象があります。
サーロインやリブロースも焼肉やステーキではよく使われる部位ですが、これらの肉も肩ロースと比べてビタミンB12は少なくなっています。そこで気になるのがビタミンB12がどのような効果があるのかです。腰痛や肩こりを緩和する効果や肌を健康的に美しく保つ効果、眼精疲労を緩和する効果などがあります。この他にもさまざまな効果があり、それらの効果も現代人の多くが健康面で悩んでいる事柄と一致しています。疲れている現代人には欠かせない栄養素であることは間違いありません。
なお、ビタミンB12は葉酸と一緒に摂るとよいとされています。この他にもビタミンB群やビタミンCと助け合って機能を発揮するのでバランスよく摂取するようにしましょう。東日本橋の焼肉店で食事をする場合は、野菜メニューを積極的に摂り入れることでバランスを保てます。野菜サラダやキムチ、ナムルといった王道の野菜メニューは外さずにオーダーするようにしてください。箸休めにもなりますし、肉だけをがっつりいかないようにしましょう。おいしい食事をとりながら、身体も健康になれるのが東日本橋の焼肉となっています。