東日本橋で焼肉を食べるときにホルモンをオーダーする人が増えていると聞きます。ホルモンといえば、脂の旨味をしっかり味わえるマルチョウは外せません。マルチョウとは牛の小腸のことをいい、全長約40メートルもある管状の臓器となっています。腸なのでくねくねと曲がっており、食べやすい大きさで提供されます。コロコロとした一口サイズになっていることが多く、見た目がかわいいと女性には人気があるようです。
しかし、脂身が多いためおいしく焼くのが難しいといわれています。焼き過ぎて脂身が出てしまい、小さくなってしまったという話も聞きますし、どのくらいが丁度いいのか分からないといったところでしょう。一般的には、外側をかりっと香ばしく焼くことで中にも火が通っているので脂身のおいしさも同時に味わえるとのこと。濃厚な味わいとなっていますが、味噌やニンニクなど濃い味付けとも相性がよいとされています。タレについては塩コショウのみで食べてもおいしいですし、しょうゆで味付けてもいいでしょう。
東日本橋の焼肉店ではホルモンの一種であるマルチョウを取り扱う店が増えています。店によって食べ比べてみることでお気に入りを見つけてもいいですね。